ホーム / コラム / ホームページ制作 / ホームページの原稿は誰が書く?事実は依頼者、ページにするのは制作側
ホームページの原稿は誰が書く?事実は依頼者、ページにするのは制作側
ホームページの原稿は、全部を制作会社が書くとは限りません。料金、営業時間、写真など、中身の事実は依頼者が出します。ページの形に整えるのは制作側です。
地域の学習塾では、コース名と月謝は決まっていました。教室の写真もあります。保護者向けの紹介文だけが、まだメモのままでした。
取材して一から書く仕事は、標準の制作や保守とは別です。事実が分かれば、原稿の完成を待たずに始められます。
結論。事実は依頼者、整えるのは制作側
原稿には、2種類の仕事があります。事実を出すことと、ページに整えることです。料金、時間、住所、できること、できないことは、現場にいる人にしか分かりません。見出しの順番や、読みやすい長さは、制作側が整えます。
学習塾の塾長は、一人で教室を回しています。小学生・中学生・高校生の3コースと、月謝、夏期講習の日程は頭にあります。紹介文は「体験は無料」「少人数」というメモだけでした。そのメモを、コースページの文章にしました。
何を誰が持つかを、先に分けておきます。
依頼者が出すものと、制作側が整えるもの
新規制作に含まれるのは、企画、構成、デザイン、コーディングです。いただいた事実や写真を、ページの文章に整える作業はここに入ります。インタビューして原稿をゼロから書く仕事は、この範囲には入れていません。
| 項目 | 依頼者が出すもの | 制作側が整えるもの |
|---|---|---|
| 料金・時間・住所 | 正しい数字と表記 | 置く位置と書き方 |
| できること | 実際のメニューや対象 | 見出しと短い説明 |
| 写真 | 現場で撮った写真 | 大きさ、順番、説明文 |
| 紹介文 | 伝えたい要点のメモ | ページとして読める文章 |
| 取材して一から書く | 頼むときだけ日程を出す | 別見積もりの作業 |
学習塾では、月謝表は塾長が渡しました。写真はスマホの教室写真です。紹介文はメモから起こしました。合格者の長い体験談を、取材して書く作業は入っていません。

材料が半分でも、止める必要はありません。
原稿が揃う前でも、制作は始められる
先に必要なのは、完成した文章ではありません。ページの一覧と、各ページで伝える事実です。未定の項目は、空欄のまま枠だけ決められます。
学習塾の最初の一覧は、トップ、コース、講師、教室案内、お問い合わせの5ページでした。講師の顔写真は、あとから撮り直す予定です。その枠だけ先に置き、コースと月謝から文章にしました。
チラシ、営業案内、口頭の説明も材料になります。言い回しが荒くても、事実が合っていれば直せます。逆に、文章がきれいでも、料金や時間が違うと公開できません。公開前に、数字と固有の事実だけは依頼者に確認します。
公開したあとも、分担はほぼ同じです。
公開後の更新も、原稿を渡す形が基本
公開後のいつもの更新は、新しい原稿を渡す形です。制作時と同じく、事実は依頼者が出します。
標準の保守は、11,000円/月〜(税込)です。月4記事までの公開、お知らせ、軽い文章や画像の修正、稼働確認、変更履歴の管理が含まれます。ここでの記事公開は、いただいた原稿と画像をページにする作業です。
学習塾の夏期講習は、「日程、対象、費用」の3行をメールで送ってもらい、お知らせにしました。文章の推敲から入る更新ではありません。月額の中身は、保守で含まれる作業に分けてあります。
企画、取材、本格的なライティングは、保守の月額には入りません。新規ページを大きく増やすときも、別見積もりです。料金の入口は料金にあります。制作費そのものの見方は、ホームページ制作費用の相場に任せます。

一から書いてほしいときは、最初にその旨を分けます。
一から書いてもらうときは、別の見積もりになる
メモをページにする作業と、取材して書く作業は、見積もりの項目が違います。時間も、確認の回数も変わります。次の3つは、ページに整える作業とは別です。
- 担当者にインタビューして、原稿をゼロから書く
- 競合や業界の説明を、調べて長くまとめる
- サービスの物語を、取材して書き起こす
学習塾でいえば、合格した生徒の保護者に話を聞き、長い体験記にする仕事です。コース説明をメモからページにする仕事とは、時間の使い方が違います。見積もりでは、誰が原稿を書くかを一行で確認すると、あとから費用がずれにくくなります。他の質問は、制作会社の選び方にまとめています。
相談の前に、次の3つに分けておくと話が早いです。
- 今ある文章。 チラシ、案内、過去のページで足ります。
- 写真の有無。 スマホ撮影でも、現場の写真が先です。
- まだ決まっていない項目。 料金や日程が空欄でも、枠は作れます。
3つが揃えば、制作の範囲と、別見積もりになる執筆を分けられます。学習塾のように、事実は手元にあり、紹介文だけがメモでも、制作は始められます。