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Google Workspace導入支援。中小企業の守りは、今より少ない月額で揃う
新しい防御機器を買う前に、メール、アカウント、ファイル共有をGoogle Workspaceへ寄せられます。今のサーバーやUSBより、少ない月額で済む範囲があります。
従業員5人の工務店を想定します。メールはレンタルサーバー、図面は事務所の共有フォルダです。
年間契約のBusiness Standardなら、1人あたり月1,600円(税抜)です。5人では月8,000円(税抜)になります。パソコンのウイルス対策と、消したファイルを戻す保管は、この金額の外です。
先に結論。安くなるのは、メールとアカウントと共有
買い足すのは、防御の機器ではありません。 先に見るのは、メールと図面が今どこにあるかです。
想定の工務店では、図面が共有フォルダとUSBに分かれています。辞めた人のメールは、パスワードを変えただけで残っています。ウイルス対策は、パソコンを買ったときのソフトのままです。
この状態なら、迷惑メールの仕分け、アカウントの停止、社外への共有制限を、月額の中に入れられます。税込は、5人・Business Standard・年間契約で月8,800円です。
今やっている守りで、お金が残っている場所
専任の担当がいない会社では、かかるお金は、製品の名前より、メールとファイルをどこに置いているかで決まります。
| 今の置き方 | 残りやすい費用 | Workspaceに寄せられること |
|---|---|---|
| レンタルサーバーの会社メール | 届かないときの設定依頼 | 独自ドメインのGmail |
| 事務所の共有フォルダやNAS | 機器の購入、故障時の交換、外から見るVPN | 共有ドライブ |
| USBやパスワード付きZIP | 紛失と、受け取った側の確認 | 人を指定した共有 |
| 無料の個人Gmail | 会社で止められないアカウント | 管理画面からの停止 |
NASは、事務所に置くファイル用の機器です。VPNは、外から社内の機器へ入るための接続です。どちらも、本体と設定が残ります。
パスワード付きZIPは、ファイルを圧縮してパスワードを付ける送り方です。相手が開く手間は残ります。中身が安全かどうかは、パスワードだけでは決まりません。
Workspaceにしても、NASやVPNがすぐに不要になるわけではありません。先に月額へ移せるのは、メールと共有の守りです。今のドメインのメールアドレスは、切り替え後も使えます。

料金は、1人あたり月800円から
金額は、Google公式ヘルプの日本円です。確認日は2026年10月17日、ヘルプの最終更新は2026年3月3日です。消費税10%は別です。SONOSVIEWの作業費ではありません。
| プラン | 年間契約(1人・月額・税抜) | 月ごとの契約(税抜) | ファイルの社外共有 |
|---|---|---|---|
| Business Starter | 800円 | 950円 | 共有ドライブの外部共有は、制限できない |
| Business Standard | 1,600円 | 1,900円 | 共有ドライブの外部共有を、管理者が止められる |
| Business Plus | 2,500円 | 3,000円 | Standardに加え、端末の細かい制限と保管 |
Businessの各プランは、最大300人です。ストレージは組織で分け合います。1人あたりの持ち分は、Starterが30GB、Standardが2TB、Plusが5TBです。
年間契約は、途中で人数を減らせません。減らすのは更新のときです。人数が季節で増減するなら、月ごとの契約です。Standardなら1人1,900円(税抜)です。
ファイルを社外に出したくない会社の入口は、Business Standardです。メールと二段階認証だけで、共有の制限が不要なら、Starterでも足ります。Plusの保管は、消したメールを会社側で残して探す機能(Vault)です。毎日の共有だけなら、Plusは先に要りません。
月額に入る守りは、4つ
追加のセキュリティ機器を買わなくても、次の4つはプランに含まれます。
| 守り | 入っているプラン | 今のやり方との違い |
|---|---|---|
| 二段階認証の強制 | Starterから | パスワードの使い回しだけでは、入れない |
| メールの迷惑・なりすましの仕分け | Starterから | メール用のフィルター機器を別に買わない |
| 共有ドライブと社外共有の制限 | 制限はStandardから | 辞めた人のUSBに、会社の図面が残らない |
| 基本の端末管理 | Starterから | 紛失したスマホのワイプ、パソコンの遠隔ログアウト |
二段階認証は、パスワードに加えて、スマホなどもう一つの確認を求める仕組みです。管理者は、全員にこれを求める設定ができます。紙に書いたパスワードを、月1回しか変えない運用より、続きやすいです。

共有ドライブは、個人のマイドライブではなく、組織がファイルを持つ場所です。担当者が辞めても、所有者は会社のままです。Business Starterでも共有ドライブは作れます。公式ヘルプでは、Starterは外部共有の制限に対応せず、共有が許可される設定のままです。
画面の細かい制限や、仕事用の分離は、Business Plus以上です。パソコンのUSBポート自体を塞ぐ機能は、この月額には入りません。
導入支援で先に止めるのは、届かないメールと広い共有
契約そのものは、管理画面から進められます。中小企業で止まりやすいのは、切り替えのあとです。
SONOSVIEWの導入支援は、Googleへの利用料とは別の作業です。今の置き方を聞いて、移す範囲と設定の草案にします。作業費は、ライセンス料金とは別に見積もります。
草案で先に決めるのは、次です。
- 今のメールの置き場所。レンタルサーバーか、業者のメールか、個人の無料メールか。
- 残す過去のメールと、切り替えの日。今のアドレスを残すか。
- 送信ドメイン認証。SPF、DKIM、DMARCです。なりすましを防ぐための、ドメインの送信設定です。ここが欠けると、請求書が相手の迷惑メールになります。
- 管理者を誰にするか。社外共有を許すか。二段階認証をいつから全員にするか。
- Excelのマクロが、見積書や請求の本体になっていないか。
切り替えは、一度に全部でなくても進められます。先にメールと二段階認証、次に共有ドライブ、という順も草案にします。
マクロは、表計算に記録された自動処理です。Googleスプレッドシートでは、同じマクロは動きません。見積の本体がマクロなら、メールとファイル共有だけ移し、その表計算は残します。
通信が不安定な現場では、ブラウザだけでは続きません。オフラインで開くには、対象のファイルを事前に選ぶ必要があります。電波のない場所で、過去の全データを自由に開く前提にはしません。
この月額では置き換わらないもの
アカウントの守りと、パソコンの守りは別です。すでにWorkspaceを使っている事務所向けの分け方は、低コストで守る設定に書いています。
| 残すもの | 理由 |
|---|---|
| パソコンのウイルス対策 | Workspaceの月額には、Windowsのウイルス対策は入らない |
| 消したファイルを戻す保管 | ドライブの同期は、バックアップではない |
| 公開サイトのログイン画面 | ホームページの入口は、メールや共有とは別 |
戻す保管は、同期とバックアップに分けています。公開サイトの入口は、セキュリティの考え方です。
向くのは、メールとファイルが分かれた少人数の会社
条件は、次に近いときです。
- 従業員は、おおよそ5人から30人
- 専任の情報システム担当はいない
- メール、共有フォルダ、USB、個人の無料メールが混在している
- 守りにかけている費用は、機器の買い替えと、困ったときの依頼である
向かない場合もあります。マクロが毎日の請求を作っているなら、全部を移すのは合いません。すでにWorkspaceで、足りないのがパソコンのウイルス対策だけなら、導入ではなく端末側の設定です。
草案の前に、今の置き方を3つ分ける
空欄があっても、草案は始められます。分かると早いのは、次の3つです。
- 使う人数と、季節で増減があるか
- 今のメールの契約先
- 図面や顧客ファイルの置き場所。共有フォルダ、NAS、USBのどれか