さくらサーバーを使ってWordPressサイトを運営している際、FTPツールでファイル転送を行おうとすると以下のようなエラーが表示されることがあります。

229 Extended Passive Mode Entered (|||52338|). Please contact your web hosting service provider for assistance

このエラーでお困りの方に向けて、実際に解決できた方法をご紹介します。

エラーの原因

このエラーは、FTPの**拡張パッシブモード(EPSV)**で接続しようとした際に発生する問題です。特に以下の状況で起こりやすいです:

  • さくらサーバーのファイアウォール設定
  • FTPクライアントの接続モード設定
  • パッシブモードのポート制限

解決方法:SFTPに変更する

最も確実で安全な解決方法は、FTPからSFTPに変更することです。

Cyberduck(サイバーダック)での設定変更手順

新しい接続を作成する場合

  1. Cyberduckを開く
    • 「新しい接続」ボタンをクリック
  2. プロトコルを変更
    • 上部のドロップダウンメニューで「SFTP (SSH File Transfer Protocol)」を選択
  3. 接続情報を入力
    • サーバー: さくらサーバーのホスト名(例:○○○.sakura.ne.jp)
    • ポート: 22(自動で入力されます)
    • ユーザー名: 既存のFTPと同じユーザー名
    • パスワード: 既存のFTPと同じパスワード

既存の接続を変更する場合

  1. ブックマークを編集
    • 既存のFTP接続を右クリック→「編集」を選択
  2. プロトコルを変更
    • プロトコルを「FTP」から「SFTP」に変更
    • ポート番号が自動で22に変わることを確認
  3. 保存して接続テスト
    • 変更内容を保存し、接続をテスト

その他のFTPクライアントでの対処法

FileZillaの場合

  1. サイト マネージャーを開く
  2. プロトコルを「SFTP – SSH File Transfer Protocol」に変更
  3. ポート番号を22に設定

WinSCPの場合

  1. 新しいセッションを作成
  2. ファイルプロトコルを「SFTP」に選択
  3. ポート番号を22に設定

SFTPを使用するメリット

SFTPに変更することで、以下のメリットが得られます:

  • セキュリティの向上: データが暗号化されて転送される
  • 接続の安定性: ファイアウォールの影響を受けにくい
  • パスワード保護: より安全な認証方式

まとめ

さくらサーバーで「229 Extended Passive Mode」エラーが発生した場合、SFTPへの変更が最も効果的な解決方法です。設定も簡単で、セキュリティ面でもメリットがあります。

同じエラーでお困りの方は、ぜひこの方法を試してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q: SFTPに変更してもユーザー名とパスワードは同じですか? A: はい、FTPと同じユーザー名とパスワードを使用できます。

Q: 他のFTPツールでも同様の方法で解決できますか? A: はい、ほとんどのFTPクライアントでSFTPに変更することで解決できます。

Q: FTPに戻したい場合はどうすればよいですか? A: 設定でプロトコルをFTPに戻し、ポート番号を21に変更してください。ただし、SFTPの方が安全でおすすめです。